当研究分野のアドバイザー田﨑聡氏(NPO食の風代表)、荒川雅志教授がこの度農林水産省認定・食のモデル地域実行協議会の委員にそれぞれ就任しました。農林水産省は、国産農林水産物及び食品の消費拡大を一体的かつ総合的に推進するため、「食のモデル地域」として自主的に取組を進めていく「食のモデル地域構築計画」の認定を去る8月1日付で行いました。全国から142件の応募に対し66件が認定され、沖縄からは2件(南城市、名護市)が認定されています。
南城市は、沖縄本島南部に位置し、琉球王国時代の最高の聖地とされる世界遺産「斎場御嶽(セイファーウタキ)」や、古代琉球の創世神が天から降臨し国づくりを始めたとされる神の島「久高島」などをはじめ、沖縄の精神性の象徴が存在しています。こうした精神風土、精神文化を地域観光資源に、保養や癒しを目的に毎年多くの人々が訪れています。平成22年より、豊かな精神文化を活用した住民の健康増進、観光事業者、医療機関との連携による「南城市ウェルネス事業」が推進され、当分野の荒川教授が委員で参画してきました。昨年からは、地域資源を活用したメンタルヘルス対応型社員研修ツアーの開発を株式会社沖縄ツーリストが事業受託主体になり始まっています。精神文化資源に優位性のある同市はまたウコンを初めとした薬草、ハーブなどの地域資源も豊富であります。
食のモデル地域事業は、『南城市・食のモデル地域実行協議会』として認定され、課題は「アジア食文化大学校を核とした食のモデル地域構築計画」です。本事業では、医と食と農水産業の連携によるヘルスツーリズムの実現、産業活性、特に6次産業を振興し、南城市の新しい地域ブランドを開発、販路開拓や人材育成を今後5ヵ年計画で実施していきます。

農林水産省「食のモデル地域構築計画」認定結果全国分布図(総合型)(産品中心型)
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/service/pdf/130809-03.pdf

世界遺産「斎場御嶽(セイファーウタキ)」 南城市観光協会HPhttp://okinawa-nanjo.jp/