沖縄県委託事業「ライフスタイルイノベーション創出推進事業」(事務局:株式会社沖縄TLO)は、大学等が有するシーズを活用し市場導入を目指した商品等の有効性評価や実証試験等、実用化に向けた研究開発を行い、産学連携の研究開発を推進することで県民生活の向上、ひいては本県の産業振興にも寄与する新事業の創出や企業の高度化を目指す事業です。昨年度の「育成ステージ」採択に引き続き、今年度は「実用化・実証ステージ」に「水中可視光通信技術と水中癒し技術の組合せによる新たなダイビングサービスの創出」の課題で採択されました。
昨年の成果として、水中可視光通信機器による水中呼吸法指導でリラックス創出を脳波で測定する実証実験に成功しました(下図)。潜水中での測定は初であり、水圧が体にもたらす影響について初めて可視化でき、これら潜水中で自身の生理的反応をリアルタイムで確認できる手法の確立は、健康サービス産業をはじめダイビング産業、ヘルスツーリズム、次世代ヘルスケア等、様々な分野で応用できる可能性が高まりました。
今年度以降2ヵ年をかけて、潜水中での指導が円滑に行われるよう、機器(ハード)とダイビングセラピー指導メニュー(ソフト)の両面を高度化し「ゲストの健康増進」と「潜在市場の顕在化」を事業化することを目的とした研究開発を行っていきます。応募多数の中から採択は僅か3件と狭き門でしたが、本課題の優位性と大きな期待が寄せられています。

写真提供:マリンコムズ琉球、脳波計/ソフト:B-Bridge、リトルソフトウェア

平成25年度事業実施連携体制
・株式会社マリンコムズ琉球(新川直正代表取締役、上間英樹取締役技師長)
・株式会社21ざまみ(垣花武信代表取締役、斉藤慎也部長)
・琉球大学大学院観光科学研究科ヘルスツーリズム研究センター(荒川雅志教授、下地芳郎教授)