琉球大学観光産業科学部では健康・医療と観光の講義やゼミが設けられており、他の観光系学部学科にはない大きな特徴であります。昨年度、全国で初のスパに関する正規授業が開催され話題となりました。スパ業界における第一線の講師陣を揃え、公開授業にもしたことから、スパを体系的に学びたい業界関係者や、一般社会人の学び直しなどの機会提供ともなりました。

 今年度は琉球大学構内にて12426日の3日間集中(30時間)、全15講座を以下の講師陣および講義内容で実施されました。「スパ概論―スパの基礎知識と日本のスパ市場」(岡田友悟日本スパ振興協会理事長)、「観光振興論―沖縄観光政策、国際観光論」(下地芳郎琉球大学観光産業科学部教授・学長補佐)、「日本のスパ市場―日本の現状と今後」岡田友悟)、「人的資源管理論―モチベーションとリーダーシップ」(井川浩輔琉球大学観光産業科学部産業経営学科准教授)、「スパエビデンス―スパの健康科学的効果と癒し評価手法」(荒川雅志琉球大学観光産業科学部教授・学科長)、「ホスピタリティー産業論―ホテル分野を事例としたホスピタリティ経営について」(上地恵龍琉球大学客員教授・沖縄観光コンベンションビューロー理事)、「スパデザイン・環境―スパのデザインと環境設定」(浜田幸康P.D.S.アーキテクツ一級建築士事務所代表取締役)、「スパ産業の世界的動向―世界の市場と分析」(丸山智規三井情報㈱総合研究所R&Dセンターコンサルタントリーダー)、「世界のスパマーケティング―ホテルスパにおけるファイナンス計画と事業戦略」(相馬順子コンセプトアジア代表取締役)、「日本のスパ&ウエルネス産業健康長寿―グローバル社会の中でのスパの可能性」(江渕敦UBMメディア株式会社月刊ダイエット&ビューティー編集長)、「スパのメニュー-ヨガメディテーション実習」(玉城類全米ヨガアライアンスRYT認定講師)、「スパの隣接領域―医療ツーリズム、ヘルスツーリズム」(荒川雅志)、「スパビジネス事例―スパセットアップFSと人材育成、事業例」(佐藤健沖縄県エステティック・スパ協同組合理事長日本スパカレッジ理事長)。

こうした講義は最新の研究やスパを巡る世界的動向を学べる、大学では日本で唯一の授業です。今年度からはグループセッションを設定し、それぞれ「理想のスパを考える」グループワークを講義終盤におこなうことで、座学で得た知識を総動員し、学生ならではの斬新な発想力と社会人の経験実務に基づいた事業計画が融合した素晴らしい成果発表につながりました。最優秀賞には後援団体の沖縄県エステティックスパ協同組合、日本スパ振興協会が発行する表彰状、賞品贈呈(スパ無料体験チケット、海外ブランドスパ高級商材)がありました。

昨年度の反響から今年度は12名の社会人受講生が全国から集まり、所定の基準をクリアした参加者には琉球大学長名による「修了証書」が授与されました。